西洋文明の礎。古代メソポタミアのファッションとは。

FASHION

こんにちは!今日も民族衣装が大好きなまめ(@mame_ph)です。

今回は世界最古のファッションのルーツを探っていきます。メソポタミアの中でも一番古いシュメール人のコーディネートを取り上げます。

○メソポタミア文明の大まかな歴史は、別記事にまとめています。良ければこちらも参照してみてください→世界最古の文明。古代メソポタミアの歴史まとめ

スカートに帽子!とってもおしゃれな古代メソポタミアのファッション

 

なんと!この頃から帽子というアクセサリーは存在していました!また、男性は下だけ履き、女性は上半身も衣服を身に着けるという概念は存在していたのです。

 

紀元前3000年頃、世界最古の文明を築いたシュメール人にとってファッションとは、階梯、生殖能力の有無や未婚か既婚を表すものでした。保温性など実用性についてはほとんど気にしません。儀式や式典時には、カウナケスというふわふわしたスカート状の物を履き、普段は長方形型の巻衣を身にまといます。どちらも装飾が多く施されるほど、地位が高いものと見なされていました。赤と青は魔除けの色とされ、アクセサリーや刺繍糸などに用いられました。

 

カウナケスを履いた男性像

左の男性はカウナケスを、右の女性は長方形の巻衣を着用。

 

メソポタミアファッションの素材は?

亜麻(アマ) or ヤギと羊の毛が主流でした。羊は紀元前4000年前にメソポタミアに到来してから家畜化されていました。ただ、現在のようなふわふわした可愛い生き物ではなく、かなりスタイリッシュなアジアムフロンでした。亜麻を好み全身白ずくめだったエジプト人とは対照的に、シュメール人は、簡単に染色できるウールを特に好んだそうです。

 

アジアムフロン

wikipedia

 

メソポタミアの帽子

帽子も太古から存在します。地位の高い人ほど被っています。
女性は高さのあるポロスを、男性はツバのない頭蓋帽を被っていました。

古代の帽子可愛いので今後作ってみたいと思います・・・!

 

ポロスと頭蓋帽。

wikipedia

 

メソポタミアのアクセサリー

薄い金属板を材料とし、様々な宝石をあしらっていました。
形は葉っぱ型、螺旋型、円錐型、ぶどうのブドウの房型が多く、聖書の生命の樹が元となっているのでは?と思います。
赤と青は魔除けの色として使われ、メノウ・ラピスラズリ・カーネリアン・碧玉(ヘキギョク)などの宝石があしらわれました。
ピアスは耳から邪悪なものが入ってこないようにつけられたものだったり、ネックレスは弱い部分を守るためだったり、アクセサリーのルーツは魔除けからきているのです。

 

シュメール人のお墓から出土したアクセサリー達。

sumerianshakespeare

 

豆知識 〜ペイズリー柄〜

古代メソポタミアのナツメヤシの種(別名:生命の樹)をモチーフとしたものとして、ペイズリー柄を紹介します。
16世紀、インドのカシミール地方でショールが生産されたことから、このデザインが広がりました。
初期は自然の樹木に近いモチーフだったのですが、イスラム教による偶像崇拝の禁止などの影響を受け、徐々に幾何学的で、たくさんの花が詰まったデザインに変化していきました。 ジャマワールショールは初期のペイズリー柄の雰囲気を残しています。

 

wikipedia

 

まとめ

いかがでしたか。はるか5500年程前から、ファッションを楽しむ心というのは変わらないと思います。もしかすると今よりずっと重要なものだったのかもしれません。1つ1つの柄や色使い全てに意味があり、実現する為に染織技術や縫製、金属加工技術が発展していく。それが後に文明を発展させていく・・・。そこに実用性が求められているのではなく、逆に重くて動き辛くてもいいからかっこよさを追求しているところに、現代にはない魅力を感じてしまいます。ルーツを知ることで、ファッションをもっと楽しむきっかけになればいいなと思っています。最後まで読んでいただき有難うございました!

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