世界最古の文明。古代メソポタミアの歴史まとめ。

CULTURE

こんにちは!歴史を絶賛学び直し中の松本真実(@mame_ph)です!
今日は神話や遺跡などの流れを知る為、備忘録として古代史をざっくり纏めます!(随時更新)

 

メソポタミア文明の成り立ち

今回は紀元前3500年頃、チグリス川(南)・ユーフラテス川(北)の間の土地(現イラク)で起こったメソポタミア文明について纏めます。

メソポタミアは土地が非常に肥沃だった為、多くの民族が興亡し、次々と王朝が変わっていきました。今回はシュメール王朝・アッカド王朝・古バビロニア王朝から、遊牧民に支配されるまでを4つの時代区分に分けてまとめていきます。

mesopotamia_map

 

 

シュメール文明

シュメール文明は世界最古の文明だと言われています。シュメール人によってできました。大きな特徴が世界で初めて文字を作ったこと。文字があるということは、口頭ではなくより広く、多くの人に様々なことを伝えられるようになったということです。現在でもキリスト教旧約聖書に描かれている「大洪水伝説」の元となった文明だと言われており、5000年の月日を経て現代まで伝説が伝わることを考えると、文字のパワー恐るべしですね。

 

出現時期 紀元前3500年〜紀元前2300年位
出現場所 メソポタミア南部。
都市 ウル・ウルク

 

ウルのジックラト(聖塔)

世界の歴史まっぷ

ジックラトとは、神殿に付随する階段状の基壇を持つ聖塔のことです。メソポタミアのどの時代においても建造されました。最も古いと言われているものが、シュメール人が創造したウルのジックラトです。メソポタミアの人々は、高い場所に神殿を建てると、そこに神が降りてきて王や祭祀者に神託が下されると信じていました。

リーダー ギルガメッシュ
市民 シュメール人(出生不明)
特徴 世界最古の文明・楔形文字の発明
文字 楔形文字(粘土板に茎や枝を押し付ける)
作品 ギルガメシュ叙事詩(ウルクの王ギルガメシュと、野人エンキドゥの冒険物語)
宗教 多神教(アン=アヌム神名表) 神々は階級制で、人は皆神殿に遣える為に作られた。
自然の元素・力も擬人化。この世が一番幸せなので、永遠の命を欲する。

 

アッカド王国

アッカド王国は世界初の統一国家です。アッカド人がメソポタミアを統一しました。サルゴン一世というめちゃめちゃ強いリーダーが率いて瞬く間に制圧したそうです。恐るべし古代最強の男。

出現時期 紀元前2300年〜紀元前2150年位
出現場所 メソポタミアを統一(全土)
都市 アッカド王国
リーダー サルゴン

 

サルゴン

世界史の窓

世界初の統一国家を築き上げた世界最古の帝王。ウル、ウルクのみならずシリアなど周辺の国も征服したと伝説が残っています。メソポタミア史上最強の帝王です。

 

市民 アッカド人(セム語系)
特徴 アッカド語を作った。(セム語最古の言語)

 

古バビロニア王国

次にメソポタミアを再度統一したのはセム語系アルム人が建国した古バビロニア帝国でした。アルム人はノアの方舟の子孫だと言われています。

出現時期 紀元前1894年〜紀元前1595年位
出現場所 メソポタミアを再度統一。(全土)
都市 バビロン
リーダー ハンムラビ王
市民 アムル人(セム語系)
特徴 ハンムラビ法典

 

ハンムラビ法典

wikipedia

「目には目を、歯には歯を」といった同害復讐の原理が書かれています。これだけを知ると野蛮な法典だと思ってしまうのですが、ハンムラビ法典のあとがきには、「強者が弱者を虐げないように、正義が孤児と寡婦とに授けられるように」と書かれています。もし人が他人の人の目をつぶしたときは、彼の目をつぶす。殺すことではないのです。同害復讐の原則で復讐に合理的な限度を定め、平和を守ろうとしたのです。

文字 楔形文字
作品 バビロンのジックラト(旧約聖書のバベルの塔)・バビロンの空中庭園

ブリューゲル作 バベルの塔
バベルの塔展

バベルの塔の話は、旧約聖書「創世記11章1節~9節」に登場します。そのモデルとなったのが、バビロンのジックラトだと言われています。同じ言語を話す、ひとつの民族だった地球上の人々が、自らの誇示と、団結力を高めるために、「天国への階段(バベルの塔)」を築きはじめるお話です。建設途中で神(エホバ)が偵察に訪れ、神の存在を脅かすと危惧します。なので神は人間が使う言葉を通じないようにしました。人々はお互いが理解できなくなったので、塔の建設は中止となり、ひとつの集団だった人々は散り散りになります。その後それぞれが世界各地へ渡り、都市を作りました。世界が分裂するきっかけとなったお話です。

 

 

インド・ヨーロッパ系遊牧民の侵入

その後、小アジアに国家ができ、メソポタミアは遊牧民ヒッタイト人、ミタンニ人、カッシーと人によって征服されます。ヒッタイト人は馬に乗り、戦車を使用していたとのことです。遊牧民の文明は文字が無かったため明らかになっていませんが、科学文明がとても発展していたことがわかります。世界で初めて鉄を使った民族であることでも有名です。

首謀者 ヒッタイト人(ミタンニ人、カッシート人)
出現場所 小アジア
都市 ハットゥシャ(世界最古の都市遺産)
特徴 馬術に長け、戦車を使用。世界で初めて鉄を使う。

 

ハットゥシャの門

skyticket

 

しかしそんな強かったヒッタイト人も、どこからともなく現れた「海の民」によって滅亡し、メソポタミアは事実上壊滅状態になります。

 

その後紀元前670年、アッシリアによってメソポタミア、エジプト、シリア・パレスチナなど、オリエントの文明が統一されることになるのです。

 

まとめ

シュメール人はあまり争いもなく、平和に暮らしていたのに、国家になるにつれ統治者が現れ、奪い合いの歴史の末に消えていったメソポタミア文明。同じオリエントでも、エジプト文明はとても長く続いたのに、メソポタミアは都度ごとに統治者が代わり、戦乱の多い土地だったことがわかります。これを統一するアッシリアはどんなツワモノ揃いだったのでしょうか。

 

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

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